・・・・・「太陽が沈んだ日」
 45年間、ナースとして人の命を守り、定年後、4年近く介護の仕事でお年寄りのお世話をしてきた母。
 人のために働いていた母が、前を見ずに走ってきた車に殺された。
 いつも明るく優しい人だった。
 最後にありがとうもごめんねとも、一言も言えぬまま母は逝ってしまいました。
 最愛の孫の前でさぞ痛かったでしょう。
 さぞ苦しかったでしょう。
 長い間、苦労ばかりかけて本当にごめんなさい。
 あなたは私たち家族の太陽でした。
 もう朝はこない。
 私たち家族の太陽も昇らない。
 私が目を落とす最後の日まで、私の心の太陽は昇らない。
 どうか安らかにお休みください。
 「本当に今までありがとう。ごめんなさい。」

 天国の母へ。
《癒されぬ輪禍から抜粋》